2025.09.13
今回のポッドキャストでは、特定社会保険労務士の能力担保研修に参加した様子をご紹介します。
特定社労士とは、通常の社労士業務に加えて、労働局などで個別労使紛争のあっせん代理を行うことができる資格です。
実務でもハラスメントや残業代の未払い、退職に関するトラブルなどの相談が多く、今回の研修は改めてその対応力を高める機会となりました。
研修で学んだ大事なポイントは5つ。感情と事実を切り分けること、時系列で整理すること、段階的に合意を積み上げること、証拠を戦略的に活用すること、そして将来を見据えた解決策を設計することです。
あっせんの現場では「誰が正しいか」ではなく「お互いが納得できる落としどころ」を見つけることが重要であると実感しました。
制度や理屈だけでなく、人に寄り添う視点の大切さを再確認できた研修の内容を、わかりやすくお届けします。